

持続的に
価値あるものへ
「環境価値」・「経済価値」の向上に貢献し
地球環境に寄り添った新しい経済の実現を

About us 私たちについて

サーキュラーエコノミーの
推進へ
オルバグループは、医療器材事業を中心に、SPD事業や介護用品事業などを展開する、ヘルスケア企業グループです。
このたび開発した次世代型ごみ処理機「低熱分解型アップサイクルユニットOLSTECH®(オルステック)」の迅速・柔軟な対応をめざして販売会社「株式会社オルシード」を設立しました。
OLSTECH®(オルステック)の販売に加え、そこから生成される炭酸塩の活用を通じて、廃棄物の有効活用と2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。



実質ゼロではなく“実際ゼロ”の
カーボンニュートラルを目指して
現代の資本主義経済においては、日々大量にモノがつくられ、大量に廃棄されています。
ごみが生まれれば、輸送をせねばならず、またその大半が焼却処分されることで、
地球環境に多大な負荷をかけてしまっているのが現状です。
捨てられるはずだったごみを有価値なモノに生まれ変わらせ、
さらにごみを運ぶことなく発生した現場で処理することができれば、
もっと地球環境に寄り添った経済が実現できるのではないでしょうか。
OLSTECH®(オルステック)はそういう想いから生まれた、次世代の低熱分解型アップサイクルユニットです。
Product 製品紹介

有機ごみを燃やさず再資源化する
低熱分解型アップサイクルユニット
医療・介護の現場で、日々大量に使われ廃棄されるナイロン手袋やおむつ等を環境に優しいかたちで処理できないかという発想から、大阪大学との共同研究を経て完成した製品です。

オルシードが取り組む
環境対策
【回収+アップサイクル(創造的再利用)】を実践することで、
【サーキュラーエコノミー】を推進し持続可能な社会への活動を推進します。


Point OLSTECH®の3つの特徴
-
o1.
CO2やダイオキシンの排出を大幅に抑制
炉内は低酸素状態に保たれるため、 燃焼が起こらず、200~300℃の低熱で有機物を分解します。そのため炭素はCO2にならず、 アルカリ金属・アルカリ土類金属と結合して炭酸塩として排出されます。
-
o2.
有機ごみがおよそ300分の1の容積にサイズダウン
炉に投入された有機ごみは時間経過とともに、 炭酸塩の細かな粒子へと生まれ変わります。投入した廃棄物の容積と比べて、 圧倒的にサイズダウン(減容)が可能です。
-
o3.
省スペース&低ランニングコスト(化石燃料不使用)
設置スペースは1m3モデルで4畳半程度。また、家庭用100V電源があれば運転可能です。 24時間連続運転した場合、月々のランニングコストは約3万円(電気代+保守費用)程度です。
専用太陽光蓄電池システムにより、
電源なしでも運用いただけます。
(災害時も使用可能です)
SDGs SDGsへの取り組み
ごみを運搬するのではなく、
貴社の敷地内に『OLSTECH®』を設置して処理することで、
より効果的に温室効果ガスの削減が期待できます。

多くの有機物は廃棄までのサイクルが短い傾向にあり、日々、大量の廃棄物が生まれ、焼却処理されています。
この現状に対し、【回収+アップサイクル(創造的再利用)】を実践することで、【サーキュラーエコノミー】を推進し持続可能な社会への活動を推進します。


関連サービス
本機導入による、温室効果ガス削減量の見える化サービスをリリース予定。
貴社専用の画面で、削減量をモニタリングいただけます。

- ※開発設計前の機能イメージになります。
- ※現在開発中のため、仕様等が変更になる可能性があります。
従来の廃棄物処理と比較した温室効果ガスの削減量を経済産業省が定める係数をもとに算出します。
OLSTECH®での廃プラや食品残渣の処理量を入力すると、削減量が自動計算されます。
Process 処理プロセス

- ※炉の大きさ等、条件によって左右されますが、食品工場で排出される廃プラ・紙類主体のごみ170kgの場合、減容までの時間が8時間前後です
- ※減容しながら追加投入できます


有機物は持続的に分解され、最終的に炭酸塩と木酢液として排出されます。炭酸塩は凝集剤や建材・製鉄、土壌改良などに使用できる価値ある素材です。
(1週間から10日に1度、 炭酸塩をかき出して取り出します)
- ※運転時にはわずかな臭気と排気(主に水蒸気)が発生します
- ※ごみの投入が48時間以上ない場合は、 再起動が必要になります
Situation 利用シチュエーション
さまざまな有機物に対応しており、省エネで運用できるため、
業種を問わず、幅広い現場で活用いただけます。
-
各種工場
生産過程で生じる事業系・産業廃棄物
-
畜産業
家畜の糞尿や資料袋などの畜産廃棄物
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農業
ビニールごみや残渣などの有機ごみ
-
空港や商業施設
企業のイメージアップとコストダウン
-
漁業
使用済みの漁網など
-
船や離島など
廃棄物を現場で処理できるため搬出不要
Spec 仕様

型番 | サイズ (mm) |
投入の目安 (炉の大きさ) |
本体重量 (kg) |
---|---|---|---|
UAS-1000 | D1,500 × W1,500 × H2,600 | 1.8㎥ | 1,790 |
UAS-300 | D1,300 × W1,650 × H1,600 | 0.6㎥ | 790 |
UAS-100 | 近日公開予定 | - | - |
Q&A よくある質問
- 有機物とは何ですか?
- 炭素を含む化合物のことであり、燃やすと黒く焦げて炭となる物質です。
- 水分を含んでいるものでも処理できますか?
- 可能です。ただし、水気は少ない方が処理は早く進みます。処理するものに適した方法をご提案させていただきます。
- 有機物を処理する際、注意することはありますか?
- 処理の過程で若干の臭気と煙(主に水蒸気)が発生しますが、設置場所に応じて、煙や臭いを軽減するオプションもご準備しております。
- 減容中に次のごみを投入できますか?
- 装置は連続式ですので減容している途中でも追加投入は可能です。目安として、一度投入したら数時間(*投入する対象物により変動)はそのままにしてください。基本的には装置の8分目くらいを目安に随時投入して運用します。
- 投入物が、炭酸塩に変化するにはどれくらいの時間がかかりますか?
- 投入後、約8時間で炭化・減容されます。ここから、理論上約3日間かけてゆっくりと炭酸塩へと変化していきます。
Company profile 会社概要
会社名 | 株式会社オルシード |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 桑村 勝之 |
所在地 | 岡山県岡山市北区下石井 1-1-3 日本生命岡山第二ビル8階 |
設立 | 2025年1月 決算期6月 |
資本金 | 3,000万円 |
事業内容 | 製造販売業務 上記に付帯または関連する一切の業務 |